AKITA REAL ESTATE CONSULTING ASSOCIATION

秋田県不動産コンサルティング協会

活用事例

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相続を受けた借地権付建物の処理についての相談

KEYWORD

相談内容

共有者4人で借地権付建物の相続を受け、その内の一人が住居として使用していたが、施設に入所することになりその後の処理の相談を受けた。土地所有者との間には過去に地代の交渉があり決裂のまま、地代は毎月法務局に供託し20年以上経過していた。

提案・対応策

土地所有者と交渉し、借地権付き土地としての売却の承諾を得ることが必要と提案した。そして20年以上供託した地代の返還請求のの調査も必要であることを提案。建物は老朽化しており、再生建物としての利用には無理があったので解体後の再建築には土地所有者の承諾が必要となり、又、解体費用の捻出も必要であり、建物解体を先行する訳には行かなかった。

対応後の効果・結果

土地所有者との交渉はコンサルティングマスターが担当し、土地として売却し、借地権割合に応じて売買代金を按分することで同意を得ることが出来た。地代の供託金数百万円は法務局に還付申請し、地主に支払うことが出来た。建物解体渡しの条件で売地として募集し、無事成約となり解決した。依頼者も解体費用を捻出でき持ち出しをしないで済んだ。

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